児童精神科医より。

めずらしく偉い児童精神科のせんせーの話を聞いてきました。
「専門家の間でも診断のコンセンサスがない。今こそうつ病について再検討すべきではないか」
うーんと。
じゃなくて「うつ病」の「概念」が間違ってるんじゃないの?
と。素朴に思う児童精神科医のはしくれでした。
思ってる人、たくさんいるでしょ?
特に人事担当者さま。

なかなかお話は楽しかったです。面白いせんせーでねー。

気になったことをパラパラとならべますね。

プラセボの研究で、思ったより「統合失調症」も「うつ病」も良くなっちゃうと。

ほーらー。気のせいじゃん。

みんなが病気だって信じてる「統合失調症」も、なんですよ。

病気なんかじゃないんじゃないか?と。

ホントーにあんまり精神病自体を信じてない今日この頃なんです。

続いて。

こどものうつには体の症状が多い。
頭痛、腹痛、足が痛いなどなど。

そして、希死念慮が多い「昔は希死念慮なんてなかったとおもうんですよね」と素朴な疑問を呈する可愛いせんせー。

某大学の教授ですけどね。

「発達教団信者的解釈」をすると。

こどもの症状はストレスが理解できなくて出てる「ヒステリー」が多い。

そして、メンヘラ文化のない時代の子ども達は「死にたい」なんて言わなかった。

ちがうかしら?

それは「うつ病」とはちゃうんではないか?と。

そりゃ辛い時にはうつうつしますけど、それが疾患としての「うつ病」なのか?と。

また。毎度お馴染み若い子が抗うつ薬を飲むと自殺や自傷が増える。と。

なんかその研究が死ぬほどあるみたいなんですけど、「うつ病」の診断は医者によってハンパなくブレがあり、若い子のうつ病診断は特に難しいってオープニングに言ってませんでしたっけ?

それってたまたま自殺するような奴が飲んでただけじゃないの?

不登校を再登校させると自殺しやすい、なんてショボい話をしてた他のエライせんせいもいましたけど。

それもたまたま自殺するような奴が不登校なだけだったんじゃないの?

この辺の研究はDNAの同じ一卵性双生児を「うつ」にして、片方に抗うつ薬飲ませてもう片方にのませないでどうなるか。もしくは一卵性双生児を不登校にして片方だけ無理やり登校させるか。

しない限りは他の要素が入りすぎてて結論は出せる訳がない。

だってオレ。抗うつ薬死ぬほど出してるけど、そのせいで死んだやつ知らないよ。

また。無理やり学校に行かせて死んだ奴は1人っきり。それもそれが原因かなんかわからない。

いつも死なれる時は意味不明。

なんとなくはわかってるけど、確信はない。

なぜなら死人に口無しだから。



せんせーは最後に、うつ病でも躁うつ病でも統合失調症でも、背景にある発達風味をみなきゃあかん。とな。

それって発達が適応不全起こした時に変な症状出してるだけじゃないんですか?せんせー。

には至らないエライせんせー。

ウイルスに感染すると、熱、咳、鼻水、頭痛などなどがでるあれじゃないんですか?

幹ではなく、枝葉だけ見ている。

ようにアホなワタシには思えます。せんせー。

僭越ながら。

せんせーのおっしゃるとおり発達に眼を向けて治療すると基本どれも良くなるんですもの。

いつも思うんですけど。

偉い人ってそれぞれの情報がバラバラでつながらないんですよね。

あれ?ウチの患者さんじゃあないですか!

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